ギフテッドの小学校受験ー国立小を最終選択した理由ー
小学校受験をし、洗足学園小学校、宝仙学園小学校、国立小の3校に合格したギフテッドの息子。
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私立の第1希望が、宝仙学園小学校。国立も第一希望のところでした。
もちろんどちらかにしか通うことはできません。
これには非常に頭を悩ませました。
当初は、国立の授業内容や学費の面は魅力的、ものすごく負けず嫌いな息子の性格に合っていると思う一方で、体育会的な側面や学力面だけでなく運動面もとても重視されるので、そこがどうかなと不安に思っており、息子の得意を伸ばせ、楽しく過ごせそうな宝仙学園小学校に通わせる気満々。
幼児教室の先生にもそのように伝え、家から通うには距離もあったので引っ越し先も探し始め、物件見学までしていました。
ちなみに、幼児教室の先生からは国立に受かったなら国立進学を進められていて、国立小のメリット・デメリットについて、電話で2時間ぐらいお話をした記憶があります。
そこまで私立小に通わせる準備を進めていたにもかかわらず、それが一転。
息子を国立小に通わせることにしました。
国立小を選ばせた先生の言葉
それは合格後、先生たちの自己紹介や学校説明、入学までの流れを聞いていた際のこと。真ん中に座っていた先生が熱を込めて、こんなことをおっしゃいました。
先生「(運動やイベントなど)この学校はまわりから厳しいと言われることもあります。ただ自分たちに大切なお子様を預けていただいて、6年間この学校で過ごすことで、必ず子どもたちを心の強い子にしてみせます。それはお約束します。」
これには衝撃を受けました。
小学校の先生からこんな言葉が聞けるとは思ってもいなかったこと、そしてきちんとその言葉の説明もありました。
同時に、年長であったギフテッドの息子に、これから先、一番必要な力はこれだ!と思ったのです。
年長の地点で、凸凹な発達からトラブルや本人の生きづらさが多々、出てきていたこともあり、ぐずぐずと泣いて保育園から帰ってくることも増えていた息子。
その息子には、自分自身や周囲に負けない強さを持って欲しかったのです。
学力は家庭や塾でも十分伸ばせますが、社会に出て心が折れてしまっては、息子は自分らしく生きていくことが難しくなるかもしれません。
本人の特性は変えられない、そこを上手く折り合いをつけ、良さは伸ばしていかなくてはいけないと考え、進学先を探していましたが、息子が自分という芯をしっかりと持って、突き進んでいける強さがあれば、きっと他はあとから付いてくる、と。
その説明が終わり帰路の最中で、この学校に通わせよう、と強く思いました。
さっそく、そのまま帰宅途中にアメリカにいた夫に進学先を変えようと思う旨、その理由を説明し夫も賛成。
今、4年生の息子ですが、実際に通わせてみて、このときの判断は間違ってなかった、ベストな選択だったと、よく夫婦で話しています。
それプラス、それはそれは急転直下でお互いにびっくりしたよね、と。
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