息子は年少から年長にかけて、公文に通っていました。
ギフテッド児と公文の相性や、実際に通ってみてどうだったか、その効果を振り返ってみたいと思います。
公文を始めた理由
公文に通い始めた理由は、無学年制を取り入れていたから。
幼児さんすう教室SPICAに通っていたけれど、本人の理解と身体の大きさがミスマッチ。それを補うため、自分のペースでどんどん進めていける公文ならよいのではないか?と思い、まずは体験から始めてみることにしました。
maru-mathematical-parenting.hatenablog.com
受講教科
やっていた教科は、算数と英語。
繰り返し学習をする公文と国語があまりイメージできず、この2教科に。
ギフテッドと公文の相性
年長まで通ってみた結果は、以下の通り。
- ギフテッド児(視空間に強み)と公文の算数は相性がかなり悪い
- 英語は発音がとてもきれいで、効果あり
体験学習をしていたころ、すでに足し算、引き算、掛け算が出来ていましたが、あくまで幼児なので、他の子同様に、まっすぐに線を引くところから開始しました。
ただ、線を引くだけではなく、100とか300以上のこれまで自分があまり触れてこなかった大きなかずを知って数えるのは楽しかったようで、1000以上の数を早めに認識し理解することが出来たように思います。
ちなみに、えんぴつは幼児でも持ちやすいように太目で濃いので、初めてのえんぴつには公文のものがおススメです。
あと、かずを認識するのに公文では磁石すうじ盤が教室で使われていましたが、これもよかったです。
数字に強い息子はどんどん進んでいき、算数、英語ともに、3学年先まで進めるともらえるオブジェや、KUMON未来フォーラムへの招待などいただけるようになりました。
しかし、公文の算数は繰り返しの計算。
これがギフテッドの息子には、苦痛でしかなかったようです...
通っていた教室は、算数を次のステップに進めるには、計算10枚を10分以内という幼児にはかなり厳しいルールがありました。これは手先がまだ不器用な年齢では、文字を書くこと、紙をめくることだけで時間がかかるのに、かけられる時間は1問あたり2,3秒。
そうなると、すでに出来る計算を何度も何度も繰り返しやるものの、数か月同じことをすることなり、ドリルなどが苦手と言われるギフテッドの特性そのものですが、息子は公文がとにかくつまらない。次第に、やる気がゼロになってしまいました。
もちろん四則演算の計算は、10歳のいまでも非常に早く、難しし計算も暗算してしまうのですが、公文のおかげなのかはかなり不明。
本人がやる気がなく親がそれを強制することは、子供もですが親にも非常にストレスがかかってしまい、勉強自体がキライになってしまいそうだったので、この地点で離脱することにしました。
公文の英語教育
ただ、英語は良かったです。
英会話スクールも通っていましたが、効果としては公文の英語の方が高かったかもしれません。
ペンでテキストを読むと、きれいな発音で英語をしゃべってくれるおかげで、発音はとてもきれいになります。音楽や物語など楽しみながら進めていくことができ、算数と違って簡単にステップアップしていけるようになっていたのが良かったように思います。
年長までには中1-2ぐらいまでの英語なら理解できるようになりましたが、そこから先はある程度の英文を書くことや、過去形、関係代名詞といった少し複雑になってくる文法が入ってくると、日本語もそこまで駆使出来ている訳ではない年齢なので、そこから先に進めるのは難しくなってきていました。
まとめ
中学受験を目の前にして振り返ると公文をやって良かったと思うけれど、(かなり個人的な見解として、)
- 英語だけでよかったかもしれない
- 他の教科をやるとしても、どんどん進められる子ならば小学校入学前までで十分
と思っています。
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