京大卒数学ママのギフテッド日記

中学受験とベビーの10歳差教育

ギフテッドの小学校受験ー圧倒的コスパの体操教室ー

小学校受験をすることにしたギフテッドの息子が通った体操教室、そこを選んだ理由を紹介したいと思います。

 

圧倒的コスパの体操教室

 

ギフテッドの特性からくる不安な点

幼児教室は、ペーパー重視で以下に決めたものの、不安なことがありました。

 

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それは、運動機能面。

私立小はそこまで体操を重視している学校はないかと思いますが、国立小を受験するにあたっては避けては通れません。有名なところでは、「クマ歩き」、「ケンケンパー」、「てつぼうでの懸垂(だんごむし)」、「前回り、後ろ周り」あたり。

しかしながら、頭で考えることに体が追い付いていないのか、体の使い方、身のこなしは、同じ年ごろの子どもと運動をしている姿を見ると何か違和感を覚えてしまうレベルだったのです。

 

ただ発達段階からみると5歳ごろは、運動機能が伸びていく時期であることを知り、小学校受験だけにとどまらず、学校に入ってから困ってしまわない程度、体育が苦痛にならないようには、してあげたいなと思いました。

 

新宿区のスポーツセンター

クラスと価格

体操教室に通わせたいと思っていたところ、当時住んでいた新宿区では、区のスポーツセンターで、年齢別の体操クラスや知育体操クラス、鉄棒、跳び箱クラス等があり、しかも3か月で5,000ー8,000円程度の格安だったので、真っ先に申し込みをしました。

 

申し込み方法

ちなみに、新宿区では3か月ごとの4期制で、毎回申し込みをする必要があります。

応募者多数の場合、抽選となり、外れてしまうこともありますが、長らく通った中でいうと、当選する確率のほうが圧倒的に高いです。

 

授業内容

小学校受験専用の体操教室ではないので、受験にはあまり出ないボールや、てつぼう、マットの技ももちろんやりますが、基本的なお受験の種目は、幼児の基本的な運動なのでほとんどが網羅されており、クマ歩きは毎回のようにやっていました。

 

むしろ、運動機能面一般を伸ばしたい私としては、他の種目含めて全般的にやってもらえるのはありがたく、受験に必要なこともカバー、しかも小学校受験専用の体操教室に比べて価格は、なんと1/4程度、しかも休日に連れていくことが出来るということで、 他に考えられる選択肢はあり得ませんでした。

 

価格だけなら最強コスパです。

 

まとめ

毎週体操教室に通ったおかげか、クマ歩きは割と早く、その他のことも飛びぬけて出来はしませんが、そこそこ平均程度には出来るようになるまでに成長。

通っていなかったら、ペーパーがいくら得意でも、国立小の合格はもらえていなかったと思います。

 

ちなみに、「ケンケンパー」の「パ」で足を開いたときに、左右のタイミングがズレてなかなか揃わなかったのですが、なるべく時間を効率的に使うためにも、保育園の行き帰りを使って、左右どちらの足でも「ケンケン」をしたり、「ケンケンパー」をしたりして、段々と上達していきました。

 

ただ、「てつぼうでの懸垂(だんごむし)」だけはどうにもならず、キープ出来るのはたった1秒。最後までずっとこのレベルから伸びることはなかったので、近年出題されていないものの、これが出たら絶対に受からないと覚悟を決めていましたが、息子が受験した年は、どの学校でも出題されることはありませんでした。

 

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4年・学習力育成テスト(2024/1/27実施)

日能研に4年から通い始めて、ようやく1年間が終わろうとしています。

そして、先日行われた最後の育成テスト。

 

結果は、4科目の総合順位 90番台。

各教科の内訳は、以下のような感じでした。

     評価

4科目   10

国語     7

算数          10

社会          10

理科          10

 

ただ大問題がなのが、このテストを受けた直後、一年間「おつかれさま」と思っていたところ、国語、算数、理科、社会の宿題をTMプリント以外、全くやっていなかったことが発覚しました...。

特に、国語と算数の学びなおしは、後期が始まって10月ごろからやっていないか、やったと見せかけて適当に丸をつけていたようです。

(親がきちんと管理・把握していれば、起きなかったかもしれませんが...。)

 

これには、ものすごく叱りました。

最後は、理解してくれていたみたいなので、新5年から行動が変わってくれることを期待していますが、同じことを繰り返すので、いつまできちんとやってくれるか...。

 

難しい問題は解く意思があるものの、基本的なところをめんどくさがらずにきちんとやっていくことが苦手な様子。しかも、宿題をしなくても、そこそこ点数は取れるので問題ないでしょ?と考えていたみたいですが、そんなこともう通用しなくなるのが、新5年生だと思っています。

 

ギフテッドの小学校受験ーお受験教室の選び方ー

ギフテッドのお困り面から、小学校受験をすることにした息子。

 

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お受験をする上で、重要になってくるのが幼児教室選びです。

 

ギフテッドの幼児教室選び

元々幼児向けワークは、喜々としてやっていたので、教室に実際に通うのは新年長をスタートに据え、準備を開始しました。

 

小学校受験をする上で、有名なお教室、ジャックや伸芽会、こぐま会、わかぎり、そして個人塾など一通り見学・体験し、「ICT教育の小学校受験 しながわ・目黒こどもスクール」に通うことに。

 

選ぶポイントは、「ペーパーのレベル」、「休日に通学」

 

教室選びで重要視したのは、以下の2点です。

 

  • やっているペーパーのレベル
  • 土日に通うことができるか否か

 

ギフテッドの息子は、小学校受験に必要なペーパーの問題は、図形問題やお話の記憶など、基本的にどの分野もかなり得意。

受験とは関係なくとも、そういった面を伸ばしてあげたいと思いました。

 

「しながわ・目黒こどもスクール」と「チャイルドアイズ

かなりのお教室を実際に見学・体験してみて、子どもたちがこなしているペーパーの問題レベルが高かったのは、「しながわ・目黒こどもスクール」と「チャイルドアイズ」でした。

(他のお教室は、ペーパーを最重視したため我が家は選びませんでしたが、行動観察や工作、体操、面接など、別の分野にも力を入れているところもあるので、何を重視するかだと思います。)

 

ちなみに、この「チャイルドアイズ」は全国一般的な教室ではなく、国立小に毎年多くの合格者を出している教室です。

 

お受験を決めた地点で、国立のみではなく私立も視野にいれていた我が家。

私立対策もすることが出来、お受験情報も豊富に提供、行動観察・体操・工作対策もある「しながわ・目黒こどもスクール」にお世話になることにしました。

 

授業の終わりには毎回、小学校受験の情報を提供してくれ、教室にある絵本を借りたり、受験の際に必要となる親の小論文の添削は無料で何回も実施してくれます。

 

息子は手を挙げて、発表をするのが大好きなのですが、それは幼児教室で積極的に手を挙げて発言する練習をたくさんし、間違えても決して怒られたりせず、ものすごく褒めて褒めて伸ばしてくれたおかげだと思っています。

 

ペーパーに関して、家での対策は忙しさのあまり教室にお任せぎみになっていましたが、クラスでは毎回一番早く問題を終わらしていました。同じお教室から一緒の学校に通っているお母さんからは、入ったら圧倒的な早さの子がいて、ものすごく驚かされました!と言われるほど。

そして公開模試のようなテストでは、大体いつも全体で2-3番程度だったと思います。

 

一年間通った結果

一年間通ってみて、結果、私立2校、国立1校にご縁をいただくことが出来ました。

 

よく小学校受験のお教室というと敷居が高そうで、身構えてしまうこともあるかと思いますが、週1回の習い事程度に思えば負担も少なく、日本の四季、季節の行事、身の回りのこと、小学校入学に向けて社会一般の事柄を一緒に一つ一つ学んでいくいい機会だったと感じています。

 

ちなみに候補にした2つのお教室は、ご両親の服装に関しても、送迎の際にあの有名なお受験ルック、ネイビー絶対という感じではなかったので、私服で送迎する方も多く、そういう面での通いやすさもありました。(他のお教室は、個人塾以外送迎もお受験ルックですが、夏場は特に大変だと思います。)

 

まとめ

お受験がなければ、忙しさを理由に、こういったことを一つ一つ丁寧に息子と向き合いながら取り組むことが出来たかどうかは疑問で、我が家はこういった取り組みをしてとてもよかったと思います。

お受験は、息子の性格、そして強み、弱みを捉え、どう育っていってほしいかを真剣にかつ客観的に考える機会になりました。

 

 

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ギフテッドのお兄ちゃんと比較すると? 妹0歳の様子

10歳差で生まれたギフテッドの妹。

もちろん、まだギフテッドなのか、そうでないのかはわかりません。

 

ただギフテッドであったお兄ちゃんを見ていた身としては、妹もお兄ちゃんとはタイプは真逆なものの、似たような性質があるのではないか、と思っています。

タイプ的に、お兄ちゃんはちょっと変わった研究者タイプですが、妹は、コミュニケーション力高めな秀才系?になる予感です。

 

その妹も、もうすぐ1歳になるので、お兄ちゃんの同じ頃と比較してみました。

ちなみに、お兄ちゃんの0-1歳の様子はこちら。

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ギフテッド兄と0歳妹の比較

 

性格・ことば

 

お兄ちゃんは、ものすごく神経質。妹は、いつもニコニコ。

表情に関して、お兄ちゃんは他の子と異なる部分はなく、ごく一般的な表情の出方をしていましたが、妹は表情が出てくるのが非常に早く、表情豊か。周りの真似をして声を出すのも早く、(まだ意味をもたないですが)発語もとても多いです。

お兄ちゃんは、しゃべり始めるまであまり声を出すタイプではなかったですが、溜め込み型だったのか、一度ことばを話しはじめると、一気に語彙が豊かになった子でした。

 

また、2人とも興味関心はとても高いのですが、お兄ちゃんは、小さい子によくある棚を全部あけてたり、冷蔵庫を開けてしまったり、本をバサバサと落としたり、こういったイタズラは、全くと言っていいほどしませんでした。慎重派なので、親がどう使っているかはよく見ていたように思います。

しかし、妹は興味あるものは絶対に手に取って動かしてみたい。

これらのイタズラは激しく、毎日のように家がぐちゃぐちゃになります。一番のお気に入りは本ととにかく引っ張り出し、パラパラとページをめくることに執着している日々です。

 

運動

 

お兄ちゃんはギフテッドが持つことも多い、運動機能面のバランスの悪さがあります。

走ったりするのはリレー選手になるぐらいですが、なわとびや球技などは、親が見ていても何かがおかしい。これは、今見てもらっている支援センターで、次回、運動療法士の方に見てもらうことになっています。

妹はそのような側面はみられません。

 

睡眠

 

お兄ちゃんは神経質さからか、とにかく寝ない子でした。寝かしつけに苦労する日々。そして、盛大な夜泣きをすることもしばしば。妹は、そこまでのレベルではなく、お兄ちゃんよりは寝る子。あくまで、お兄ちゃんよりは、なので、当たり前に寝かしつけに時間がかかったりはしています。

 

記憶力

 

これは妹のほうが圧倒的に高いと思います。

ギフテッドのお兄ちゃんもIQ的に記憶部分は高いはずですが、0歳の頃をくらべると妹の足元にも及ばないぐらいです。

その理由は、1歳近い今、とにかく絵本を読めばそれに伴う行動(「ひっついた」、「ぎゅ」、「まぜまぜ」、「ちゅ」など)を、たった一度で覚えてしまうので、読んでいる親がびっくり。そして、まねっこ行動もたいてい一度で覚えてしまいます。

よくよく振り返ってみると、妹は、名前を呼ばれて「はーい」と手をあげるのは6か月、いただきます・ごちそうさまのお手てをパチンは7か月ごろから出来ていたように思うので、そういったところからも妹の記憶力の高さが表れていたのかな、と感じています。

 

まだまだこれから1歳。

10歳上のお兄ちゃんとの違いを感じながら、どういう風に育っていくのか楽しみです。

 

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ギフテッドが公文に通ってみると?

息子は年少から年長にかけて、公文に通っていました。

ギフテッド児と公文の相性や、実際に通ってみてどうだったか、その効果を振り返ってみたいと思います。

 

 

公文を始めた理由

公文に通い始めた理由は、無学年制を取り入れていたから。

幼児さんすう教室SPICAに通っていたけれど、本人の理解と身体の大きさがミスマッチ。それを補うため、自分のペースでどんどん進めていける公文ならよいのではないか?と思い、まずは体験から始めてみることにしました。

 

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受講教科

やっていた教科は、算数と英語。

繰り返し学習をする公文と国語があまりイメージできず、この2教科に。

 

ギフテッドと公文の相性

年長まで通ってみた結果は、以下の通り。

 

  • ギフテッド児(視空間に強み)と公文の算数は相性がかなり悪い
  • 英語は発音がとてもきれいで、効果あり

 

体験学習をしていたころ、すでに足し算、引き算、掛け算が出来ていましたが、あくまで幼児なので、他の子同様に、まっすぐに線を引くところから開始しました。

 

ただ、線を引くだけではなく、100とか300以上のこれまで自分があまり触れてこなかった大きなかずを知って数えるのは楽しかったようで、1000以上の数を早めに認識し理解することが出来たように思います。

 

ちなみに、えんぴつは幼児でも持ちやすいように太目で濃いので、初めてのえんぴつには公文のものがおススメです。

あと、かずを認識するのに公文では磁石すうじ盤が教室で使われていましたが、これもよかったです。

 

数字に強い息子はどんどん進んでいき、算数、英語ともに、3学年先まで進めるともらえるオブジェや、KUMON未来フォーラムへの招待などいただけるようになりました。

 

しかし、公文の算数は繰り返しの計算。

これがギフテッドの息子には、苦痛でしかなかったようです...

 

通っていた教室は、算数を次のステップに進めるには、計算10枚を10分以内という幼児にはかなり厳しいルールがありました。これは手先がまだ不器用な年齢では、文字を書くこと、紙をめくることだけで時間がかかるのに、かけられる時間は1問あたり2,3秒。

そうなると、すでに出来る計算を何度も何度も繰り返しやるものの、数か月同じことをすることなり、ドリルなどが苦手と言われるギフテッドの特性そのものですが、息子は公文がとにかくつまらない。次第に、やる気がゼロになってしまいました。

 

もちろん四則演算の計算は、10歳のいまでも非常に早く、難しし計算も暗算してしまうのですが、公文のおかげなのかはかなり不明。

本人がやる気がなく親がそれを強制することは、子供もですが親にも非常にストレスがかかってしまい、勉強自体がキライになってしまいそうだったので、この地点で離脱することにしました。

 

公文の英語教育

ただ、英語は良かったです。

英会話スクールも通っていましたが、効果としては公文の英語の方が高かったかもしれません。

ペンでテキストを読むと、きれいな発音で英語をしゃべってくれるおかげで、発音はとてもきれいになります。音楽や物語など楽しみながら進めていくことができ、算数と違って簡単にステップアップしていけるようになっていたのが良かったように思います。

 

年長までには中1-2ぐらいまでの英語なら理解できるようになりましたが、そこから先はある程度の英文を書くことや、過去形、関係代名詞といった少し複雑になってくる文法が入ってくると、日本語もそこまで駆使出来ている訳ではない年齢なので、そこから先に進めるのは難しくなってきていました。

 

まとめ

中学受験を目の前にして振り返ると公文をやって良かったと思うけれど、(かなり個人的な見解として、)

  • 英語だけでよかったかもしれない
  • 他の教科をやるとしても、どんどん進められる子ならば小学校入学前までで十分

と思っています。

 

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ギフテッド児の4-5歳の様子ーお受験をする理由ー

高IQでギフテッドの息子、年中ごろまでは聞き分けもよく育てやすい子どもでしたが、このころからギフテッド児の困りごとが増えてきて、息子の特性に悩まされました。

 

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特に多かった困りごとは対人関係で、主に以下に起因しており、このまま保育園のみんなと同じ小学校に上がったら、必ず登校拒否になるだろうと…

 

 

ギフテッド児の4-5歳の様子ーお受験をする理由ー

 

少しでも息子が過ごしやすく、自分のやりたいことをのびのびと出来る、そしてそれを認めてくれる仲間と一緒になれそうな環境へ入れたいとの考えで、小学校受験を決意しました。

 

周囲のルール違反が許せない

 

保育園のよくある光景で、お昼寝前に布団が部屋にひいてあり、そこを子ども質がはしゃぎながら、布団の上を走り回る。

そんなとき、息子はなぜクラスの子どもたちが、人の布団の上を勝手に踏むのか、どうしてそれが許されるのか、なぜ注意しても聞いてもらえないのか、がわからない。そしてそのことに怒ってしまう。一方、先生からするとこの年の子どもにそんなことを注意しても聞いてもらえるわけがない、注意はするが繰り返し言っても収まるものではないことは大前提。

こんな場合、毎回怒っている息子を対処することが先生の手を煩わせていたようです。

保育園は社会に出るためのルールを教えるところですが、その一つ一つは些細なルール、暗黙知の積み重ね。息子はそれを絶対に守ってほしいけれど、保育園の中でみんながそれを守るのは非常に難しい。もっと大きくなれば、仮に高校生ぐらいであれば、息子はそんなことでは悩まなく、衝突も減るだろうに、と感じていました。

 

家族以外からの体の接触を嫌う、プライバシーゾーンの境界線が狭い

 

10歳になった今もですが、家族以外と体が触れること、たとえば、ふとした瞬間に後ろからポンと肩をたたかれる、並んでいて、後ろの人と接触する、などを極端に嫌います。

思いがけずポンとされたり掴まれた場合、叩かれた、と認識してしまうこともたびたび。みんなで一列に並んで待つ、というおなじみのことも後ろの子がフラフラと遊んでいて、体が当たってしまった場合には激怒。

自分と他者との区別は体以外にも物に対しても強烈で、自分の机やカバン、道具、自転車など自分の物や、さらには家族の物に、他の子どもが勝手に触ってしまうのは許せないようでした。

 

あだ名で呼ばれることへの拒否反応

 

子どもってあだ名をつけて、みんなで大爆笑してたりしますよね。息子はこれが本当に大嫌いで、何が可笑しいのか理解不能とのこと。

そのため、あだ名で呼ばないで、といっているのに、面白いあだ名に変えて遊ばれたときには、手が出てしまうことも。

向こうは手を出していないのに、こちらは手を出していることで問題になることも増えてきましたが、息子に言わせると、やめてと何度も言ってもきいてもらえず、どうすればよいか分からなくなり手が出てしまうとのことで、気持ちは分かるけれど、手を出した君がよくない、という話を何度もしました。

小さな子どもからしたら、よくある光景に大激怒する息子は、このころから怒りの沸点が低い、と言われるようになってしまいました。

 

集団行動から離脱しようとする

 

保育園ではお遊戯会や演奏会など、保護者の前で披露する会がありましたが、息子はその練習からよく逃げ出しました。

先生曰く、練習はせず逃げ出すけれど、やらせると流れもセリフも耳から聞いていただけですべて覚えており問題なくできます、と言われ、本番は一度も逃げ出すことなく、みんなと同じようにいつも参加はしていた息子。

どうして出来ることを何度も何度も同じことをみんなと練習しなくてはいけないのか、出来るのだから自分で好きに遊んでいてもいいではないか、という考え。みんなと足並みを揃えて行動するの難しさが出始めていたのだと思います。

 

先生から疎ましがられるようなことを言ってしまう

 

食育イベントの事前インプットで、こんなこともありました。

 

先生「明日は食べものにどんな力があるかやるよー、みどりの仲間とかわかるかな?」

息子「知ってるよ!ビタミンCとかE、A、Bとかいろいろ種類があるよね。あと、タンパク質とかも」

先生・息子だけに向かって、「じゃあ、ビタミンの種類は何があって、それぞれどんな役割があるのか全部言えるの?それが分からなければ、ちゃんと明日勉強しなきゃだめだね。

 

こんなやり取りをした、と先生から面談の際に聞かされました。ちなみに、息子からは、食育イベントでビタミンの名前もその作用も全く話は出てこなかったのに、先生がそんなことを言ったのはおかしい、と主張されました。

こういったやり取りはたびたび行われ、息子がどうやって知識を吸収していっているのか、家ではどんな会話をするとそのように育つのか、と知識面で褒められる一面、息子の知識や理論、理屈に対し、先生は声掛けで伸ばすというより、”やり込めました!”と嬉しそうに言い、息子に負けまいとする対抗心が見え隠れ。

息子が知識をひけらかしてしまうこともあり、それを先生が知らない場合は、あからさまに嫌な顔をされていたそうです。

 

元々、保育園が大好きで、行きたくないなんて全く言わなかった息子ですが、年中から年長にかけて、保育園で嫌なことがあった、お友だちから、先生からこんなことを言われた、楽しくない、と言うことが増えました。

ほとんどのお友達が同じ小学校に行くこと、学区もいい地域とは言えなかったのでこれから環境も変わらないだろうこと、ほとんどの悩みは年齢が上がれば解決しそうだけれど小学校ではまだまだ難しそうなことから、小学校受験をしたほうが息子は学校を楽しむことが出来るのではないか、と思い、お受験に挑む決心をしました。

 

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「幼児さんすうスクールSPICA」に年々少から通ってみた

2歳から幼児さんすう研究所「幼児さんすうスクールSPICA」に一年半ほど通ってみて、どうだったかをレビューします。

(あくまで、息子が通っていた当時ということで)

 

SPICAは、いま早稲田アカデミーと組んで、難関中学向けの中学受験塾SPICAとしても知られていますが、元々は、LaQ算数シリーズを出してることで有名です。

 

 

年々少は、生徒2人に幼児さんすうインストラクターの先生がついてくれます。

親は完全分離なのですが、いろいろな遊びや工作を通して楽しみながら、かずや図形の認識を高めてくという感じで、2歳の息子でも授業通してきちんと座り、集中して取り組めていたようです。

 

また、月に一度はその月のカレンダーを作るのですが、まず完成版をみてそれを覚える、そして自分の記憶だけを頼りに工作するということをやっていました。

 

そのときは全く意識していなかったものの、やっていたことのほとんどは、小学校受験のためのお教室と非常によく似通っていて、幼稚園受験や小学校受験をされる方は、年々少から預かってくれるので、早めの対策にも使えると思います。

そのおかげか、息子の小学校受験のお教室は、新年長からスタートさせましたが、教室に入ったときからかずや図形の問題など解くスピードは圧倒的に早かったです。

 

さらに、SPICAは半年に一度程度ある数学検定の幼児版「かず・かたち検定」を受験します。

これは通っている教室で、いつも教えてくれている先生が監督者なので、子どもはいつもと同じ感じで安心して受けることが出来ていました。問題は読めなくても、先生が口頭で読んでくれるので、そのときにまだひらがなが読めなくても、受験には全く問題あありません。

 

クラスの進級は年齢だけでなく、「かず・かたち検定」の合格等から判断される能力に応じて進級することが出来ます。

息子は、どんどんクラスが上がり、3歳になってすぐ年長クラスの内容が適しているとなりましたが、さすがに体の大きさが違いすぎるので、息子も(周りの子も)気をくれしてしまうかもしれない、ということで、下のクラスと留まることになりました。

 

ただ、それが原因となり内容がつまらなくなってしまったようで、これ以上は通っていても意味がないなと判断し、3歳のときに退塾することに…。

 

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